色は、可視光線という目に見える光です。
そして、色によって波長の長さが違い、色それぞれに科学的な性質をもっています。
可視光線の両端は紫と赤で、紫よりも波のゆらぎが小さくなると紫外線、
赤よりも大きくなると赤外線などの領域になり、
人間の目には見えませんが、皮膚にダメージを与えたり、
体を温めたりという作用が起こります。
このことを考えると、可視光線の部分にだけ影響がないという方が不自然で、
目に見えるからこそ私達の心と体に大きな影響を与えているともいえます。
人が音楽を聴き、癒されたり気もちが高揚したりするのは、
その音が発する周波数を体が感じているからです。
つまり、私達の体の細胞は振動しているので、
同じ周波数と共鳴する性質をもっているのです。
音と同じように色にも力があります。
傷ついたDNAを修復すると言われる528Hzの音の周波数は緑色の波長と同じです。
緑色の波長は、人の心や体を癒し、バランスをとってくれる愛の色なのです。
ロックが聴きたい日もあれば、クラシックが聴きたい日もあるように、
その時の自分に必要な色を身につけたり生活の中に取り入れていけば、
色の力でバランスが整えられ、いつでも自然体の自分でいられるのです。